サステナビリティ ~リアルファーはもう古い?

オーストリッチの毛穴とか。

動物の血筋が残った皮革製品とか。

まじまじと見ると気持ちが悪いものですが、それが天然素材としての風合いだと誇りに思い、お使いになられている方には水を指すようで申し訳ありません。


クロコではないこのバッグにベタベタシールを貼って大胆な持ち方をしていた女優ジェーン・バーキン。

これはあくまで個人的な意見ですが、私は作り手の様式美にわざわざ珍妙なものを加味することはエレガントではないと思う者ですが、彼女のような女性だったからこそ許されるお洒落だったのでしょうね!


古いお話ですが、この騒動は落ち着いたようです。→ https://www.wwdjapan.com/240055


*ジェーン・バーキンは、日本・フランス間の文化交流促進や東日本大震災の復興支援活動が評価され、日本の外務大臣表彰授与式がパリの日本大使公邸で行われた。

2018年春の叙勲で旭日小綬章を受章。 Wikipediaより抜粋


え?アテクシですか?

このブログでは私物である同ブランドのバッグの写真を掲載しておりましたね。(汗)

しかしながら既に購入していたものは仕方がありません。

生活の中から全て皮革製品や動物に負荷をかけて製造されているものを排除することなど到底できません。

ですからこれからでよい・・・と思うのです。

「何かを購入する際、少し立ち止まって思考してみる」

そんなところから始めればよいかと・・・

そんなふうに思っております・・・だったのですがっ!!


こちら ↓ 

この日本でも何年か前から「もうリアルファーはね、ダサい。」とか、「これからはリアルファーは販売せずにエコファーのお洋服しか販売致しません。」と、各ブランドがそのような傾向になってきていますよね。

特に2年前、グッチ(GUCCI)」のファーフリー宣言によって更に注目を集める状況になっています。

あのエレ女という言葉で有名な『25’s(ヴァンサンカン)』誌面でもついに?!サステナビリティ特集が組まれていましたね。


*但し、我々はニッポン人なのである。

ファーがいけなくて、皮革については言及しない印象も持つが(実際にはこの矛盾については例えばUGGなどではこのような内容をWebサイトで公開しているし、→https://www.ugg.com/jp/animal-welfare-faq/animal-welfare-faq-2016.html

その手の疑問の議論はあちこちで実は行われているのだ。皮革については『副産物』などについての説明もなされている。


エシカルな暮らしもありだし、そうでなくても個人の自由である。


またアテクシもそうとうな海外かぶれであるが、『○人主義』に傾倒しすぎるのもいかがなものか?(矛盾している、中途半端だと思う人もいらっしゃるでしょうし。)とは思います、ハイ。




ご参考までに『ファーフリー宣言をしているブランド』の一覧表はこちら。↓

道楽ヲンナの成れの果て

贅沢という病に罹患し、これはもう一生完治しないものだと諦めた。 ただ『贅沢』の定義は人それぞれだ。 潤沢な資金があるのが前提? そんなところで生きていない。 森茉莉のように生きたい。 一枚の絵を観て綺麗だなと立ち止まる。 そんな人になりたいが、心が豊かでないとなかなかそうはゆくまい。 花を愛でる(めでる)気持ちがあるか? 動物と親交を持つことが出来るか? ソンナヒトニナリタイ。