灰色は珍しいのだそうだ
さて、猫の話題です。
グレーの毛色をした猫種は、「ブルー御三家」と呼ばれるロシアンブルー、シャルトリュー、コラットが代表的ですが、その他にもブリティッシュショートヘア、スコティッシュフォールドなどがあります。
さて、ブルー(灰色)の猫が少ないのはなぜでしょう?
それはダイリュート遺伝子のお話に関わってきます。
ダイリュートは英語の「Dilute」からきており、「薄める」という意味です。
ダイリュート遺伝子が発現すると、毛並みの色が薄まり、パステルカラーの猫が誕生します。
ブルーは「色を薄くする」ダイリュート遺伝子(D遺伝子)を劣勢で持っている「dd』の場合のみ出てきます。
「DD」「Dd」の場合は、ダイリュートにはなりません。このため、ダイリュートの猫は出現数が少なくなります。
ちなみにダイリュート遺伝子(dd)が加わることで、「黒猫 → ブルー」に、「赤猫 → クリーム」に変化します。
学生時代の生物の授業を思い出してみて下さいね。
さて、染色体はたんぱく質でできたDNAで構成されています。
「ここは内臓をつくるところ」「ここは鼻をつくるところ」というMAPがヒトゲノムとなります。
アニマルゲノム(家畜ゲノム)はさておき、ネコゲノムの研究はお金を生み出さないため、研究は殆どされていないようですね。
このDNAのたんぱく質のちょっとした組み換えで、べっぴんさんになったり、ハンサムガイになったりしちゃうようですよ!
グレーの被毛を持つ猫は穏やかで落ち着きのある性格が多いと言われており、人気があります。(純血種であろうとなかろうと)
我が家の子はちょっと・・・。
これはアテクシのしつけ方と申しましょうか、育て方が悪かった。
子猫の頃に譲って頂いた方にはごめんなさい。(苦笑)
その子の元々の性質もあるのでしょうが、動物病院に連れて行く度にアテクシとバトルです、ハイ。
そのため、信用を失くしてしまっているふしもあります。(汗)
I had been told that the training procedure with cats was difficult. It's not. Mine had me trained in two days.
「猫の躾は難しいと言われた。とんでもない。私の場合、2日で猫に躾けられてしまった。」
猫と諍いがあるということは、私の覚えが悪いのかも。
アテクシは猫の下僕にすぎません。(笑)
皆様の今日がご無事で素敵な一日となりますように・・・。
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